不動産屋たちのココだけのハナシ
不動産屋たちがお届けする「ココだけのハナシ」。 知ってると得する話や、知られざる裏話など、様々なエピソードを綴っていきます!
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Author:不動産屋たちのココだけのハナシ
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女房と畳は…(自主規制)が良い?
賃貸のお部屋を借りる際。
せっかく引越すのだから新しくキレイなお部屋に引越したい!とは多くの方が思うところでしょう。

ところが不動産屋さんの案内で見に行ったお部屋は、よく見ると壁クロスに小さなキズがあったりクッションフロアー(ビニール製の床材)にも目立たないキズがチョコチョコと…

そう、そのお部屋は前の入居者が退室した際のリフォームで壁・天井クロスや床材の貼り替えまではしておらず、ルームクリーニングのみを実施して募集に出ているお部屋だったのです。

さて、ここでアナタはどう思うでしょう?

「壁クロスも床も新品のキレイな状態で入居したい」でしょうか、それとも「まぁ目立つホドでもないし、どうせ自分でも細かいキズは付けるだろうから別に中古でも構わない」でしょうか?

実は、その判断によっては退室時に、原状回復費で大きな差が出ることになるかも知れません。

ご存知の通り、賃貸物件から退去した際には自分が故意または過失によって付けてしまったキズやヨゴレの修理代・洗浄代(=原状回復費)を支払うこととされている契約がほとんどで、現在はその計算方法として国土交通省が作成した「原状回復に関するガイドライン」を基に算出する不動産会社が増えています。

このガイドラインによると、クロスやクッションフロアーの耐用年数(←実際に使える年数ではなく、部材の価値が減少する年数を意味している点に注意)は72ヶ月と設定されており、新品貼り替え時の価値を100%として72ヶ月かけて価値が10%にまで減少していく(以降は何年経っても残価10%)という考え方の中で、入居者がどの時点で解約したかによって、もしキズだらけにして交換が必要になった際はその時点の残価分だけを補償する、という計算式になっています。(計算例は過去記事「頑張れ!ヘビースモーカー」を参照)

つまり、貼り替えが必要なほどのキズをつけてしまった場合は、入居時点でクロスが新しいほど残価が沢山残っているため、退去時の原状回復費は高くなり、逆に入居時点で既に中古のクロスの場合はその分残価が減っているため、退去時の原状回復費は低くなる、ということになります。

モチロン、そのようなキズを付けずに退去した場合は貼り替え自体が不要なので、新品でも中古でも変わりはありませんが、長い年月の中で一度や二度は「ついうっかり」があるかも知れない…という方は、むしろ退去時の費用が安く済む中古クロス狙いが賢い選択かも知れませんね。

という訳で、何も中古だからって欠点とは限らない、というコトがお分かり頂けましたでしょうか?

住居費をできるだけ安く済ませたい方には特にオススメです。

PS 長々と書いた後で、過去記事を読み返したら内容がほぼ一緒…。若年性ナントカでしょうかjumee☆Feel Depressed4

by「夜旦那」

※※※※ この人が書いた過去の「ココだけのハナシ」 ※※※※
 ☆「立退きお作法指南」
 ☆「リアル・ミッフィー」
 ☆「謎の黒い粉」
※※※※ この人が書いた過去の「ココだけのハナシ」 ※※※※

テーマ:住宅・不動産 - ジャンル:ライフ