不動産屋たちのココだけのハナシ
不動産屋たちがお届けする「ココだけのハナシ」。 知ってると得する話や、知られざる裏話など、様々なエピソードを綴っていきます!
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電気について
皆様も物件を見学する際には、
「その部屋に何アンペアの電流が来ているか」
分電盤でチェックなさるかと思います。
一応10A(アンペア)が最小で、最も大きいものですと60Aまでその種類は有ります。

今でも古い1Kタイプのお部屋で15とか書かれた緑色の分電盤を見かけることが有りますが・・・。
最近はほとんどが黄色の20Aになってますよね。

さてご案内時に次のようなご質問をよく受けます。
「あのう20Aだとブレーカー落ちませんか?」
という素朴な疑問。

お気持ちはよく分かります。
実際様々な電化製品を使っていて突然
「バチン」
と言う音と共に、作動していた全ての家電が突然ストップする訳ですから、ビックリもしますし不便でも有りますよね。

そこで例えば東京電力などにお願いして
「アンペアの契約変更」
をする方もいらっしゃるかと思います。
ところが30Aにしたからもう安心!と思っていたらやはり「バチン」・・・。

これ本当によくある誤解なのですが、たとえ20Aを30Aや40Aへ変更しても、ブレーカーは遮断されることが起きます。
その原因は「回路」というものの存在。
分電盤を見ると大体左側にメインのアンペアブレーカーが付いています。
一方右側には黒くてちいさなレバーも幾つか見て取れるかと思います。

元々電気は分電盤から家(もしくは部屋)の中へ、幾つかの回路に分けて電流を流す訳で、それを制御しているのが「配線用遮断機」と呼ばれる小さなレバー。
つまりこのレバー数がイコール回路数と言うことでして、ココが肝心なのです。
このうち1つの回路に過電流が流れると、やはりその回路は遮断されてしまいます。
したがって同じ家電の組み合わせでも、差し込むコンセントを変えてみればブレーカーが落ちなかったりするケースがある訳ですよ。

ここでちょっとアドバイス
お手元に「回路図」なんて入手出来る訳ありませんが、簡単に調べる方法が有ります。
特にお引越し時にお奨めです。
(お一人でも出来ますが、二人で行うと効率が良いですよ)

1人が分電盤の前に立ちアンペアブレーカーを始め全てを上(ON)にし、もう1人はコンセントを必要とする家電(軽いものがお奨めですね)を持ちます。
1人がコンセントにコードを刺したらもう1人は小さなスイッチを上げ下げして下さい。
その結果電源が切れたり入ったりすればそのコンセントはそのスイッチ(回路)だと判明しますよね。

これを調べておけば、パソコンなど電源が落ちては困る物を守るのに非常に役立ちますよ。
掃除機や電子レンジ、ドライヤーや乾燥機などは瞬間的に多くの電流を必要としますから、
別の回路にしておけば大事なデータの作成中に「あ!」って事も防げます。

また照明に関しても調べておけば、万が一の時「真っ暗」と言う恐怖の事態は避けられますので。
ただ、残念ながらこの知識は回路が多い物件こそ役立つものであって。

4回路くらいだと「どこ刺しても一緒じゃん!」って結果になる方も居るので、怒らないでね(笑)。

by「ジタバタ男」

※※※※ この人が書いた過去の「ココだけのハナシ」 ※※※※
 ☆「「条件」と「希望」の狭間で・・・。」
 ☆「痴漢に注意!?」
 ☆「本当に木造はウルサイ?」
※※※※ この人が書いた過去の「ココだけのハナシ」 ※※※※

テーマ:住宅・不動産 - ジャンル:ライフ